私の望む世界


「Independence」
という言葉を聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?


翻訳すると、


「独立」 「自立」 「自主性」。



「これであなたは立派に独り立ちだね…!」と、


何か卒業や旅立ちの場面において、

贈り、贈られてきた言葉ではないでしょうか?

自立。自分の足で立てるようになる。


それは、自分のことを自分で責任をとれるということではないかと感じています。



「自分の意思で選択し、行動し、
自らが人生の主人公として舵をとって道を切り拓いていく」



このことはひとつ前の記事の【社会における私の責任】の中でも語っています。
https://note.com/good_plover3/n/n72da296ae971


……が、しかし!


決してこれは矛盾するようで矛盾ではなく、

ここには陥りがちな落とし穴もあると感じています。

「誰かの力を借りなくても、自分ひとりでできるようにならないと…!」


そのように思ったことはありませんか?


私も長らくそう思って生きてきました。

でもね。


自分ひとりで完結しなきゃと思わなくていいんです。

何でもかんでも自分でできる力を身につけねばと、

足りないところを必死で埋めようとしなくていいと思うのです。

つい真面目で責任感が強い人ほど、

「ちゃんとやらないと」の沼にはまることがあります。


正直に申し上げますと、かくいう私も数時間前まで沼に見事にハマっておりました。。。(笑)

と言いますのも、

今回BeautyJapanコンテストにおいて、
テーマをいただいて記事を書く機会をいただいたのです。

まさに前出の投稿記事のことでございます。

テーマやお題をもらった瞬間に、自ら枠に自分をはめてしまう。

そんな経験はありませんか?

大なり小なり皆さんに共通するものではないかと思うのですが、

私はまさにその代表格といえるとリアルタイムで実感しました。。。(笑)


とってもとっても、、真面目で一生懸命な自分。

それは愛らしくもあり、

そしてそのベクトルがストイックに自身を追い詰めたり追い込む方向に向かうと、、


言わずもがな心身に堪えます。。。

身体がぎゅーっとこわばって、心も縮こまって……



本来自身が産まれもっているはずの、

のびやかに飛翔していく力
を発揮できずに、



低空飛行したり、

ぐるぐると同じところを何周も周り続けて先に進めなくなったり、

時には迷子になって自分の歩む道を見失って途方に暮れたり………


そんな時……


どうしたら視点を変えられるのかな?


前を上を見てみようと気持ちが切り替わるのかな?


それって、なかなか一人のチカラでは難しいんですよね。

そう、一体誰があなた一人でやれって言ったのでしょう。

本当はそんなことはないはずなのです。

まだまだ〇✕方式の教育の名残で、

自分の想いよりも、

ある基準においての正解不正解で評価を受けたり、


横並びの標準というものに、

はみ出さずに属せることが価値とされるところがあります。


そんな教育に疑問をもって、大人から関心を寄せて声をあげていくことも大切であると同時に、

私は身近なところから大人から体現していくことが近道なのではないかと、

そう感じています。


何を体現していくかというと、それは

「頼る力」

「助けてと言える力」

「自分の出来ることと出来ないことを把握する力」


そこをまずは大人から子どもたちに見せていくことが、
私たちが今日ここからできること
だと思ってやまないのです。

私は助けてが言えない子どもでした。

それは今でも長く染みついている生き方でもあります。


だけどこうして、

BeautyJapanという人生最大の挑戦にある意味自らをぶちこんだ今、

自分一人では出来ないし、続けてこられなかったことの連続でした。

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先日のBeautyJapan東京大会インスペクション、
3rdにして早くも最終回。次回は遂にリハーサル…!
共に切磋琢磨して高め合ってきたファイナリストの皆さんがいたからこそ、ここまで来られた。心から尊敬しています。
運営、そしてサポートくださる皆様にも感謝しかありません


私は今、
我が子達にも応援してもらって、
そして頼らせてもらっています。

時にブーブー言いながらも(笑)、、

彼女達から本当に大きなサポートと愛を受け取っている日々です。

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娘たちが描いてくれた私の似顔絵。
時間をかけて、一生懸命描いてくれました。
私からは特別に絵を教えたことなくて…
自分たちで調べたり教え合いながら描けるようになった。
愛で溢れています。すごいよ、君たち…!!ありがとう!
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こんなに優しい表情で似顔絵を描いてくれて…
数年前には私は心身のバランスを崩して、
笑顔より泣き顔、困り顔、怒った顔の方が多かったよね。
ママいつも笑っているからと…描いてくれて嬉しかった


「お母さんはこうでなきゃいけない」

そんな縛りも誰が作ったものなのでしょうか?


私は自身の母がたくさん家族のために尽力してくれてきたことが、

沢山の感謝と共に、

時に苦しく、
お母さんはそれで幸せだったの?と思ったことも沢山ありました。

母には母の人生があって、そこは私の物差しで測るものではありません。

母が幸せならそれは母が自分で選んできた道であって、

どんなに近しい関係であっても誰かがどうこう言う話ではありません。


物差しはひとつではない
のです。

そのことを忘れずに、

自身の価値観や色眼鏡でジャッジせず、

「自分はどうしたいのか」に立ち戻っていく。

その中で、私は家族のために生きるだけでなく、


自身の魂の声を聴いて生きていく。

そう生きていきたいし、


その姿を、子どもたちに背中で魅せていけたらと思うのです。


もちろんそこでどう受け取るかもそれは相手の問題であって、

私が押し付けるものでも何でもないのです。


そうして自身の声に従って生きる中では、

「お母さんとは」の定義や枠組みがちらつくことも何度もあります。


ちらついていいんです。

そうやって自分の今いる現在地や、
向かっていこうとする方向を、


自身に何度でも問いかけて確認していくことの連続
なのだと、

そう感じています。


その中で一人では出来ないことを、

我が子であったり親であったり、友人であったり……

色々な方に支えていただいています。

正直に言えば、そのことに罪悪感を感じる自分も未だ同居しています。

「できるだけ人の力は借りずにできたほうがいい」

「借りた恩はちゃんとお返しする。それもできるだけだけ早く…!」


家庭環境もあり、そうやって子どもの時から生きてきました。

三つ子の魂百までと言いますが、長く染みついた生き方は自分の一部でもあります。

そこは否定しなくていい、


だけど、……違和感を感じる自分がいたら?


舵は自身でとっていいんです。


助けはありがたく受け取って、循環していったらいいのです。


自分のニガテやできないことを、思い切って伝えてみる。

そうすることできっとお相手だってそんな面を見せてくれるようになるのではないでしょうか?


私はこれからも私の望む世界を生きていきます。

そう生きることで、


私が心の扉にかけた鍵を解いて解放してみることで、

私と関わる皆さんにも変化があるのではと感じています。

大人になってこんなチャレンジもしてみましたよ!

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自分でも驚くほど、タイムスリップしたかのような感覚に…


花魁撮影体験
です。

これは私にとっては単なるコスプレでもなく、

私の幼少期からの我慢グセや、
諦めるクセを解いた瞬間
でした。


インナーチャイルドの癒し
です。

きっかけは花魁であった過去生を見ていただく機会があり、
その時の私と繋がりたいとの想いからでした。

衣装やメイクの力はすごいですね…!


本当にタイムスリップしたかのように、不思議と花魁としてそこに自身が存在していたかのようでした。

花魁は俎板帯(まないたおび)といって、

華やかな帯を体の前面で結びます。

画像
俎板帯、堂々として美しい…
女性性の解放の瞬間でした

諸説ありますが、それは自身の一番美しい姿を魅せるために。


私は長らく、

「お母さんだからおとなしく」とか

「人と違うことをしたり目立ったら叩かれる」

「出る杭は打たれるから目立たぬように、摩擦が起きないように…」

そうして人目を気にして、
自分の魂の声とずれたものを選択し、

唯一無二の私のいのちの時間を、
ベクトルを外に向けて過ごしてきました。


だけど。

もう十分にそうして生きてきたよね。


本当に望むのはこの生き方なの?


そう自分に問うた時に、


違う。。
こうして生きるのはもうおしまい。


そう思って、

花魁姿になることを通して、


過去の自分や内側の自分が今の私に伝えてくれて、、


ふわっと今いるステージが変わったのを感じました。


私は私自身に「やってみたい!」の気持ちにGO!を贈る、

そんな許可ができたのです。

小さなころから沢山の夢を諦めてきた私でしたが、


今ではスモールステップで自分のワクワクや挑戦の声を聞き逃さないように、

見ぬふりしないようにしています。

そんな私に私は一歩ずつ一歩ずつ近くに歩み寄って、

時にハグしたり、

手を取り合ったり、

いっしょに泣いたり笑ったりしています。


そんな私を私は今では大好きです。

ポンコツなちぐはぐな自分にはまだまだ途方に暮れてしまったり、

一緒にいるのが疲れてしまうこともあるけれど、

人にお願いしてみる、頼ってみるということにも許可を出して愛を皆さんから受け取りながら、


それは誰よりも私が私自身を受け入れて
許可していくということに繋がっています。


本当に感謝しかありません。


受け取った感謝と愛を私が幸せに自分らしく生きることで、

循環還元していきたい。


その姿、その世界を、
我が子に、そして地球の子どもたちに魅せていきたい。。

それが私の望む世界です。

ホリスティックライフスタイリストという肩書でライフワークをしている私ですが、

ホリスティックとは、

こうして自身がいろんな自分と繋がって、

自分の中の点と点が繋がって、線となり、面となり。


そんな誰もが持つ面と面が、

人々の違いを互いに個性として認め合い、発揮しあう中で繋がって。

大きな立体となっていく。


凸凹があるからこそ繋ぎ合わさった時に

奥行きも出て、

面白みが出て、

味わい深くなる。

地球という星に生まれてきたのだから、

とことん味わってみませんか?

そう私たちは一人じゃない。

私はこの世界の欠かせない大切なパーツの一部。

そういった感覚、視点を持ち、

「自分はすでに完全体で愛の存在、そのものなんだ」

そのことに気づいて、生きていくこと。


自身がそこに気づいた時に、腑に落ちた時に、

意識ではなく体感として他者に対しても同様に思える。

偉そうに語っていますが、

そう私も何度でもここに立ち戻りながら自身と対話する日々です。

これが私の考える真の意味での自立、

【Independenceです。

最後までお読みくださりありがとうございました…!

🪽✨
クリエイターふうちゃん様のイラストの世界観にすっかり魅了されている私です。


今回もトップ画面に画像をお借りしました。

絵を通して、いつも素敵な世界を共有くださりありがとうございます…!



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